耐震改修工事

Y様邸 リノベーション工事と共に

お盆も過ぎ朝晩は例年通り信州の夏の終わりを感じる気温へと。

お盆前に解体工事を行い、現在大工さん3名にて工事中。

Y様邸、1階部分のリノベーションに合わせて築45年旧耐震基準を現在の基準を満たすために

補強工事を実施します。

旧耐震基準と比較しまずは

①筋違いの量が違います。この筋違いただ多く入れればよいものではなく

②バランスが重要となります。

建物の南側は光を取り込みたい為、大きな開口部を設ける事が多くなり筋違いを入れる壁の量が少なくなります。

反対に北側は冬場の寒さ対策や水回り(トイレ・洗面脱衣室など)が配される事が多いので比較的小さな開口部となり筋違いを入れる壁が多く取れます。

開口部のない壁に筋違いを入れると開口部の少ない北側のほうが多く入ることになり力が北側に集中することになります。

そうならないために、家全体のバランスを考慮して必要な量の筋違いを配していくわけです。

何事もバランスが重要です。

〇解体工事完了 ほとんど開口部だった為、筋違いはありません。

〇梁補強、柱の追加等を行い筋違いを入れていきます。

安心感ありますね。

〇筋違いは場所により必要な金物で柱・梁と強固に緊結されます。

耐震補強工事は必要条件を満たせば補助金を受ける事ができます。

明日は防災の日です。防災の日を機にわが家の耐震の見直しを行ってみませんか?