新国立競技場
2020年10月26日
過去に書き溜めたブログです。一部加筆はありますが、当時の思いのまま公開です。
迷走を経て竣工
2020年いよいよ五輪年です。(新型コロナウィルスの感染拡大予防の為1年延期)
迷走を続けたメインスタジアム
2011年 概算費用1000億
2012年 コンペ時1300億の試算
ザハ・ハディド氏の作品が最優秀賞に決定
2013年 概算で3000億 いよいよ社会問題となる
2015年 2520億と試算
安部晋三首相(当時)のこれまでの計画白紙撤回にて再コンペ
2015年 1500億で最終決着
と記憶に残る会場が完成したわけですが、
世界に発信するという事だけ考えると正直華が無いと感じてしまいます。
維持費に20億/年間掛かるそうです。省エネの時代に何と燃費の悪いことやら。
そしてサブトラックのないここでは世界陸上は無理。
五輪後、何に使うのか興味が湧く作品です。
時代のせいですかね!
誰に見せるわけでもない東京都庁建設費1600億(1990年竣工)、世界に日本を発信する新国立競技場に1500億(2019年竣工)
資材、人件費の高騰など単純比較はできませんが、国立競技場建設費高くない?と思う散策でした。
建築界の巨匠丹下健三氏に弟子の磯崎新氏が挑んだ東京都庁コンペ!!
都庁と言えばツインタワーですが、磯崎氏の提案は幻の低層案
都庁のように設計者の思いを是非聞きたい!!新国立競技場