断熱リフォーム

リフォームのご相談を受けて一番多いのが、家が寒いので暖かい家にしたいという断熱リフォームのご希望です。

昨年からお話をしているお宅は、以前リフォームをしたけれど床がとても冷たいとのことでした。

床下を拝見させていただくと下写真のように断熱材がいくつも落っこちていました。

外気温と同じ冷たい床下の空気が(基礎に開口があり通気されている床下の場合)床材を冷たく冷やしてしまいます。室内の暖房をいくら強くしても床の冷たさは大変不快なものになります。

この床の冷たさを解消するには床下に高性能の断熱材をしっかりすき間なく、落っこちないように設置することが必要です。

いわゆる、断熱性能を向上させる必要があります。

写真のお宅は世界最高レベルの断熱材を根太(写真の角材)の間にしっかりと取り付けました。これで床の冷たさが解消されました。

 

さらに、おすすめしたいは窓の断熱性能の向上です。

窓は住宅の断熱で一番のウィークポイントです。

テレビCMも行われている断熱内窓を取り付けると窓の断熱性能が格段にアップします。

下のお宅は和室がとにかく寒いということでいままであった紙の障子を熱が伝わりにくい樹脂枠の断熱ペアガラスサッシに交換しました。2重サッシの効果と断熱サッシの効果がプラスされますので窓からの冷気の伝わりを大幅に減らすことができます。

 既存の障子

 設置工事(レール・枠を取り付けています)

 完了(クレセントがついて気密性もよくなりました)

最近の高性能サッシ以上に窓の断熱が強化されました。(既存のサッシに加えて2重サッシの効果が加わります)窓一か所あたり約1時間と短時間で工事ができることも魅力です。

 

※改修工事補助金※

断熱性能の向上として、断熱材を設置する工事・断熱サッシの設置工事など

省エネ設備として、省エネ性能の高い住宅設備(節水・節湯水栓含む)など

上記のような工事を行うと、政府の補助金(住宅ストック循環支援事業)をもらうことができます(リフォームは最大45万円)。

金子工務店はその事業の登録事業者です。

リフォームは現在行政で推進する方向ですので、内容や条件によって市町村自治体等その他の補助金もございます。

断熱性能が向上すると暖房にかかる光熱費を削減することができますので結果的には経済的になります。

 

断熱のリフォームやその他のリフォームをお考えの方はぜひ、お気軽にご相談ください。

営業の上條でした。